【ねこ写真】 ヒロシ伝説(2)
窓の外で何やらガサガサ音がする。
誰か来ているのかな?
そう思って窓を開けると、顔の大きなオス猫がいたのです。
それがヒロシとの初対面でした。
ヒロシはこのとき既にボスだったと思うのですが、ごはんを欲しがる時は意外とかわいい声で啼くんですよね。今から見ると、まだあどけなさが残っていたなぁ
でも、手を近づけると嫌がったな。
で、次に目にしたが塀の上を歩いている時。
塀の上を猫が歩くシルエットが見えたので、がらっと窓を開けたらこっちを凝視してたのです。
この写真、今まで撮った数々のねこ写真の中でも、最も気に入っている一枚に一つ。未だにこの写真は見返したりするね。
ヒロシは一時期この辺りのボスと君臨し、ヒロシの血を分けた子が何匹かいるのです。明らかにヒロシの子だと思われる女の子は、ヒロコと名付けたりしました(実に安直ですけど、何か?(笑´∀`)
そして日が経ち、ヒロシはもっともっと貫禄を付けていきました。
ヒロシは最近歳を取り、ボスの座から落ちてしまったようです。
そのため、縄張りが縮小してしまった今、ここには姿を現さなくなりました。
それはそれで寂しいのでありますが、しかしときどき、ヒロシの姿を見かけるのです。
すると、何だか妙な親近感が湧いてきて、「おい、ヒロシ!元気!!おれも元気にやってるよ!」なんて声をかけたくなるのです。
実際に声をかけているのを通行人のおばちゃんに見られて、怪しまれたこともありますけどね(^^)/